人気ブログランキング | 話題のタグを見る

寄 り 道 主 義 の デ ザ イ ン ラ イ フ

◆浅葉克己ディレクション「祈りの痕跡」展に行って来た。

Photo by Koichi Inakoshi
◆浅葉克己ディレクション「祈りの痕跡」展に行って来た。_f0138376_761885.gif
地球文字探検家であり我が心の師匠である、浅葉克己ディレクション「祈りの痕跡」展に行って来ました。
何と言っても圧巻は2002年から2008年までの日記を壁一面に展示したビジュアルです。
30年間毎日書いている日記のほんの一部ではありますが、
浅葉克己先生の凄さを改めて実感しました。

「誰が最初に痕をつけたのか」。
それは、アートディレクター、浅葉克己の脳裏につねに存在する問いかけであり、
本展の出発点です。
5000年前、粘土板に楔形の“しるし”を刻みつけたのが文字の誕生と言われています。
その瞬間から考えや感情、人間の情熱や才能、芸術や科学は永遠の命を約束されました。
文字ほど人類に大きな影響を与えた発明はありません。
2008年夏、東京ミッドタウン[21_21 DESIGN SIGHT]にその痕跡を集め、
多彩な参加作家の協力のもとに、会場を文字で埋めつくしました。


◎浅葉克己プロフィール
1940年神奈川県生まれ。桑沢デザイン研究所、ライトパブリシティを経て、75年浅葉克己デザイン室を設立。サントリー、西武百貨店、ミサワホーム等数々の広告を手がける。東京タイプディレクターズクラブ理事長として同クラブを運営する傍ら、アジアの多様な文字文化に着眼し、文字と視覚表現の関わりを追求している。東京ADC賞グランプリ、紫綬褒章など受章多数。東京TDC理事長、JAGDA理事、デザインアソシエーション会長、エンジン01文化戦略会議幹事、東京ADC委員、AGI(国際グラフィック連盟)会員。東京造形大学・京都精華大学客員教授。中国の象形文字「トンパ文字」に造詣が深い。卓球六段。
by mys27 | 2008-10-02 16:18 | ◎デザインアーカイブス